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にほんブログ村 北川動物病院 バティのつぶやき 2013年06月
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膿胸(のうきょう)のねこちゃん
こんばんは(*´ω`*)


今、酸素室に入院中のトトちゃんのお話です。


CIMG8253.jpg


最近、ごはんを全く食べなくなってしまったんです。。。。


ということで来院したトトちゃん。


まだ1歳の若いネコちゃんでした。


診察時、少し呼吸が荒いのが気になり胸にエコーを当ててみると


心臓の周りに液体が溜まっているのが確認できました。


その為に、呼吸が苦しくて食欲もなかったんですね(/ω\)


トトちゃんはそのままお預かりして麻酔をかけて胸水を抜き取る処置をしました。


呼吸が苦しい子に麻酔をかけるのはリスクがある事ですが


胸水を採取して成分を調べる事で、今後どのような治療をしたらよいのか


と、いう事が明確になるので麻酔をかけて胸水抜きをおこなう必要がありました。


CIMG8235.jpg


処置は麻酔をかけてエコーで確認しながらおこないます。


胸水抜きは太めの長い針を胸に刺します。


その為、慎重に何度も心臓の位置を確認します。


CIMG8240.jpg


トトちゃんの呼吸に合わせてゆっくりと胸水を抜いていきます。


CIMG8237.jpg


胸には真っ赤な液体が溜まっていました。


右の胸、左の胸、両側の胸水を抜きました。


トトちゃんの胸には280mlもの胸水がたまっていました。


CIMG8241.jpg


今回の液体からはばい菌と戦う細胞が多数みられました。


液体の状態はそんなに悪い状態ではなかった為に抗生剤の投与で治療経過を追うことにしました。


1回目の胸水抜きをした2日後、エコーにて再度胸水を確認し、


再び同じ処置をおこないました。


1回目の胸水はきれいなものでしたが


2回目は膿(ウミ)になっていました。


CIMG8354.jpg


これは膿胸(のうきょう)という状態です。


今回のトトちゃんの胸水の原因は細菌感染によるものです。


外傷によるものなのか、、、


ウイルス感染からの免疫力低下で細菌感染を起こしたのか、、、、


どのようにして細菌感染を起こしたのかはわかりませんが


しっかり治療したら治る病気なので先生はかなりホッとしていました。


若くして胸水が溜まる場合、リンパ腫の可能性もあるので心配していましたが


今回は細菌感染が原因とわかり一安心でした。


今回は胸にしばらくカテーテルを入れたままにして


毎日胸の中を洗浄しています。


洗浄自体は無麻酔で、痛みもないのでトトちゃんには苦痛はありません。


むしろ体調が良くなって、食欲も出てきてご機嫌に過ごしています( *´艸`)


食欲不振などの体調の変化がみられたら早めに病院に行こう!


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[2013/06/30 23:28 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
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