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にほんブログ村 北川動物病院 バティのつぶやき 2014年01月16日
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パルボウィルス感染症の子犬ちゃん
こんばんは、スタッフの北川です


先日、元気にワクチンに来てくれた子犬ちゃんのお話です


CIMG1092.jpg


とっても可愛くてやんちゃな子犬ちゃん、実はこんな小さな体で


大変な病気になり消えそうな命で必死に戦ってくれました。


病名は「パルボウィルス感染症」です


激しい下痢・血便や嘔吐の症状が出て体が衰弱して


命を落とす事も多い怖い感染症です。


初めて当院に来院された時、すでに虚脱してぐったりしていました。


ご家族からのお話では


・昨日から飼い始めて、元気にしていた。


・しかし、全く食事を食べてくれなかった。


・今朝から下痢と嘔吐を繰り返し、ぐったりして動けなくなった。


あまりの状態の悪さに検査と処置を同時進行でおこないました。


糞便検査の為に体温を測ったところ、体温が低下。


静脈点滴の処置の過程で、わずかにとれた血液で検査したところ低血糖。


糖というのは体を動かすためのエネルギーですが


下痢や嘔吐から食事がとれず血糖値が著しく低下し


体温を維持することさえできなくなっている状態でした。


ご家族のお話、状態からすぐにパルボウィルスの抗原検査をおこないました。


CIMG1048.jpg


黄色の丸は判定結果です。


パルボウィルスに感染していると写真のように赤いラインが出てきます。


赤い矢印のラインは検査が終了したことを示しています。


下痢と嘔吐で失われた水分を静脈点滴で、


そして点滴内には糖を補給し治療を開始しました。


CIMG1054.jpg


パルボウィルスに対しての特効薬というのはなく、


下痢や嘔吐の胃腸症状の治療をおこないながら、


子犬ちゃんの体力がどこまで頑張ってくれるかが勝負でした。


今回の子犬ちゃんは下痢だけでなく嘔吐も激しかったので


先生はとても心配していましたが


入院して2日目に嘔吐が止まり、ほんの少しずつですが


食事を食べてくれるようになったんです。


CIMG1064.jpg


食事が食べれるようになったら回復は早く、


日に日に元気になってくれました。


CIMG1088.jpg


便も徐々に形があるものになってゆき、食欲・元気・便の状態


全てにおいて改善され、入院して約1週間程で元気に退院してくれました。


退院する頃には写真を撮るのも大変になるほどでした。


CIMG1090.jpg


でも、子犬ちゃんは元気すぎて困る!と、いうほうが安心しますね。


子犬ちゃんのご家族はわんちゃんを飼うのが初めての方でした。


しかし、様子がおかしいと感じて当院へお電話をくださり、


すぐに受診してくださいました。


早めの対応が子犬ちゃんの命を救ってくれたのだと思いました。


治療をする為の病院だけど、その病院へ連れていくタイミングこそが


とても重要なんだ。と、感じた方は下をぽちっとお願いします
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[2014/01/16 01:40 ] | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top
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