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にほんブログ村 北川動物病院 バティのつぶやき 2014年05月05日
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目の病気 ぶどう膜炎
こんにちは、スタッフの北川です。


今日はこちらのわんこちゃんをご紹介します。


CIMG0680_2014050522542632f.jpg


わんこちゃん、数日前から目をショボショボさせて


目ヤニ、涙が非常に多かったそうです。


その時は右目を痛そうにしており、近くの動物病院で


目に傷が付いていますね。ということで目薬を処方してもらい


しばらくしたら改善されたそうですが、今回は左目に症状が


出てしまったそうです。


確かに左目はしっかりと目が開いていなくて、目ヤニも多いですね。


まずは当院でも目に傷が付いていないか検査をしました。


CIMG0678.jpg


すると、矢印の所に黄緑のラインが見えました。


このラインが目についた傷です。


念のために眼圧を測りました。


眼圧が高いと「緑内障」になって、眼球が大きくなり痛みも出てきます。


そして早急に治療をおこなわないと失明してしまいます。


CIMG0683.jpg


今回は眼圧が正常値だったので目の傷に対しての


抗生剤の目薬、目の充血もひどかったので抗生剤の内服薬も処方しました。


目の事なので近日中に再診させて頂く予定でした。


ただ、何かあったらすぐに教えてくださいとお伝えしました。


通常だったら数日で痛みは軽減されて治っていくものなのですが


お薬を処方した2日後に再び来院されました。


痛みが軽減されず元気がないとの事でした。


左目にライトを当てて診察すると眼球内がかなり炎症を起こしていました。


そして、眼圧の検査。


CIMG0683.jpg


今回の数値は正常値よりも低くなっていました。


眼球内の炎症、眼圧の低下でブドウ膜炎と診断しました。


b12_01.gif


図の通り、ブドウ膜とは、脈絡膜・毛様体・虹彩などの部分の総称です。


ここに炎症がおこるとブドウ膜炎という症状になります。


緑内障の1歩手前の状態です。


通常ならば炎症を抑えるためにステロイドの点眼で治療をおこなうのですが


今回は目に傷が付いているために、ステロイドの点眼はしばらく使用できません。


(ステロイドは傷の治りを妨げたり、悪化させてしまいます)


その為に内服薬でステロイドを使用し


(点眼薬よりも目の傷への影響は少ないために使用します)


抗生剤の種類の変更をしブドウ膜炎の治療を始めてもらいます。


抗生剤の点眼出来る限り多めに、できれば2~3時間おきにお願いしました。


5月6・7日は当院はお休みを頂いていますが


時間を約束して診察させていただくようにしました。


悪化せずに回復に向かってくれることを願っています。


目の治療は遅くなると失明してしまう場合もありますので


ペットの異変に気づいたら早めに診察を受けてくださいね。


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[2014/05/05 23:43 ] | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top
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