にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
にほんブログ村 北川動物病院 バティのつぶやき FIP(猫、伝染性腹膜炎)
FC2ブログ
FIP(猫、伝染性腹膜炎)
こんにちは、バティです


今日はねこちゃんの怖い病気の1つFIP(猫伝染性腹膜炎)についてお話します


cat-wallpaper-63.jpg


FIPとは猫、腸コロナウイルスというウイルスが、ある時、猫の体内で突然変異したものです


なお、猫、腸コロナウイルスは、日本に暮らす猫に広く感染していて、FIPの素因を持つ猫が五割以上ともいわれています


通常の猫、腸コロナウィルスは感染してもほとんど症状は出ず、症状が出るとしても下痢程度


このウィルスは便をする時に体外に出て、口から体内に入ります。


運悪く同ウイルスがネコちゃんの体内でFIPウイルスに突然変異するのはどうしてかと言うと。。。


そのほとんどが免疫力の弱いコネコちゃんか、年を取った高齢期のネコちゃんです


といっても、単に子ネコちゃん、老ネコちゃんというだけで、


腸コロナウイルスが体内で、病原性のきわめて高いFIPウイルスに突然変異するわけではないんです。


特に発症しやすいのが、多頭飼いでストレスの大きい環境に暮らしている子や、


FIV(猫エイズ)やFeLV(猫白血病ウィルス)に感染していたりして、


免疫力の低い状態のねこちゃんたちと言われています


FIPの特徴的な症状には「ウェットタイプ」「ドライタイプ」という2つの型があります


報告が多い「ウエットタイプ」は、発熱や下痢、貧血などとともに


おなかや胸にひどい血管炎を起こし、腹水や胸水がたまっておなかが膨れたり、呼吸困難がみられます。

CIMG3210.jpg
(実際の胸水)


CIMG3209-1.jpg
(空気で満たされた正常な胸 空気は黒く映る)


CIMG3208-1.jpg
(胸に水が溜まっているため胸は白く映っている)


「ドライタイプ」は、おなかの中にリンパ腫(癌の一種)のような、大きなしこりができる事も。


さらにこのタイプは脳内に炎症を起こして、麻痺や痙攣などの神経症状を引き起こしたりすることもあります。


ともに発症すれば治療は困難で、命を落としてしまう事が非常に多い恐い病気です。


FIPに対しての予防法はなく、出来るだけ他の猫との接触がないように多頭飼育を極力避け、


完全室内飼いにすることくらいしかできないのが現状です。


予防ワクチンが早く作られて欲しい!と思った人は下をぽちっとお願いします
    ↓
にほんブログ村 その他ペットブログ 動物病院・獣医へ
にほんブログ村



バナー
スポンサーサイト



[2012/04/07 09:30 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
<<春といえば | ホーム | 目にできもの?!>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://kitagawaac.blog100.fc2.com/tb.php/157-7ae945a3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |